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ロゴのガイドラインについて

自社のロゴに、ガイドラインはしっかり設けていますか?

コーポレート・アイデンティティ マニュアルにおける、ロゴのガイドラインとは?

アイデンティティの言葉通り、その存在の価値、特性や行動様式を指します。
コーポレートアイデンティティ(以後CI)とは、自社の価値、他社との差別化など、自社のオリジナリティを示す方向性・企業戦略と言えます。
ブレのない企業理念や、メッセージを統一感のあるビジュアルで発信するなど、社内外で親しみやすく可視化することで、企業価値をさらに高めていくことと定義づけられ、そのCIにより、社内においては経営理念を共有することもできます。
帰属意識や相互のコミュニケーションの活発化、社員全員がCIによって明確な方向性を持つことで、業務効率の向上も期待できます。
社外的には、CIの明確化は自社のオリジナリティの再確認、他社との差別化に繋がり、企業価値を高めることを目的とします。

このように、自社の企業理念の可視化をしっかりマニュアル化したものがCIマニュアル。
その中でも、ロゴの使用例をしっかりまとめたものをブランドロゴガイドラインとされています。

最近、増えているロゴのガイドライン設計のご依頼

昨今、「ロゴ30案提案の中からお選びいただけるサービス!」「採用した場合のみ費用が発生するロゴのコンペ!」など、発注者側からすれば、とても魅力的なサービスも多く見られるようになりました。
背景としては、今まで各制作会社で変わってくるお見積りや、発注者側からすると不透明な金額設定などが、起因しているのではないかと思われます。

しかし、負担が少ないサービスであるとともに、様々な使用シチュエーションなどを、想定されていないまま納品されているロゴマークも多く散見され、既にあるロゴマークの再制作や、またはガイドラインのみの制作のご相談も増えてきました。

ご相談の例)
● 社員様が直接ウェブ上で使うロゴを制作 → 印刷に適していない色の表現で印刷物と色が変わってしまう
● クラウドサービスでロゴの制作 → 名刺などの小さい媒体の場合、ロゴが潰れてしまう。
● 制作したロゴを社内で自由に利用 → 営業ツールごとに改変されてしまっている。

このように、ガイドラインがない場合、様々な不具合が発生することで、冒頭で申し上げた自社の企業理念の可視化に統一性がなくなり、相互のコミュニケーションにも悪影響をもたらすことになりかねます。

ピースも、しっかりブランドガイドラインを遵守しています。

ピースが大事にしているコミュニケーションデザインを表すロゴマークにも、しっかりガイドラインが存在します。
ロゴマークの構成要素の定義を初め、ウェブや印刷物など、ロゴのあらゆる使い方を想定、しっかりと全方位的に不具合のない使用例をマニュアル化しています。
マニュアルをしっかり根付かせることで、どの媒体、社内外の誰が扱ってもブレることのない統一感が生まれ、企業価値向上につながると考えています。

ピースのガイドラインを一部ご紹介いたします。

作って終わり。ではなく、正しく全社で使い続けることが大事。

自社のロゴと同様、サービスにもロゴがあります。
どの場合に置いてもロゴを制作した後には、正しく使いづつけることが最も大事だと考えます。
その指針となるものが、ガイドラインであり、正しく使用する際のルールブックとなるのではないでしょうか。

是非、自社のロゴにガイドラインがしっかり設計されているか、再度点検してみてはいかがでしょうか。

ピースはロゴ制作もしていますが、既にあるロゴの整理などもお手伝いさせていただいております。
もし、自社のロゴにガイドラインがない!!作ってみたい!などございましたら、是非、お気軽にご相談ください!

制作事例

クライアント:JFRカード株式会社様

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