Looker Studioで賢く時短！「ついつい気になる」Xトレンドを1分でチェック！
「今日のXトレンドってどんなかんじ？」
そう思ってX（旧Twitter）を開いたら、ついつい関係のない投稿まで見てしまい、気づけばあっという間に時間が…。そんな経験はありませんか？ 最新のXトレンドを把握することは重要ですが、そのために貴重な時間を溶かしてしまうのはもったいないですよね。 この記事では、そんなあなたのための「賢い時短術」として、Googleの無料ツールLooker Studioで作成したXトレンド分析ダッシュボード『X_Trends_KAWARU版』をご紹介します。ぜひ、記事中央の実際のダッシュボードも実際に触ってみてください。
（Looker Studioって意外と簡単にページに埋め込みができるんです！そのため、自社のＷＥＢサイトにコンテンツとして活用することができます。）
『X_Trends_KAWARU版』とは？過去のXトレンドも見れるLooker Studio製ダッシュボードです
『X_Trends_KAWARU版』は、XのAPIを活用して話題のトレンドキーワードを自動取得し、２時間ごとに記録・分析する無料のダッシュボードです。常にフレッシュなデータが自動更新されるため、手動での情報収集は一切不要です。
Xを普段あまり見ない人でも、新聞のヘッドラインを読むように、サッと世の中のXトレンドを把握できることを目指して作られました。
忙しくてXを開けない方や、アカウントを持っていない方でも、世の中の話題についていきたい。そんなニーズにLooker Studioが応えるXダッシュボードです。
Looker StudioがXトレンド分析に最適な３つの理由
なぜ、数あるツールの中でLooker StudioがXトレンドの分析に適しているのでしょうか。それは、Looker StudioがGoogleの強力なインフラを背景に持つ、無料ながら高機能なビジネスインテリジェンス（BI）ツールだからです 。具体的には、以下の3つの強みが挙げられます。
1. API連携や専用コネクタによるデータ更新の自動化
このダッシュボードの心臓部となっているのが、API（Application Programming Interface）によるデータ連携です。XのトレンドデータをAPI経由で自動的に取得し、Looker Studioに送る仕組みを構築することで、人手を介さずに常に最新の情報へ更新され続けます。これにより、情報の鮮度が命であるトレンド分析において、大きなアドバンテージとなります。またLooker Studioにはあらゆるツールとデータ連携可能なコネクタが無料、有料も合わせて１０００種類以上もありデータの連携も容易であることが多いです。
2. リアルタイム性とクラウドベースの強み
Xトレンドのように刻一刻と変化する情報を追うには、リアルタイム性が不可欠です。Looker Studioはクラウドベースで設計されており、データソースが更新されれば、ダッシュボードにも即座に反映させることが可能です 。これにより、常に最新のトレンドに基づいた迅速な意思決定ができます。
3. 高度なカスタマイズ性と拡張性
この記事でご紹介しているダッシュボードは一例に過ぎません。Looker Studioの真価は、ユーザーが自由にレポートをカスタマイズできる点にあります 。例えば、「自社ブランド名」や「競合製品名」を含むトレンドだけを抽出するフィルタを追加したり、Googleスプレッドシートに記録した過去のキャンペーン情報とXトレンドを重ね合わせて相関関係を分析したりと、自社の目的に合わせた独自の分析環境を構築できます。
X公式との違いは？このダッシュボードが提供する3つの視点
X公式のトレンド機能とこのツールでは、トレンドの切り取り方が少し異なります。
1. 「瞬間のバズ」より「継続的なXトレンド」を重視
X公式は瞬間的な話題性を強く反映しますが、『X_Trends_KAWARU版』は２時間ごとのデータを平均化。一瞬で消える言葉より、多くの人が継続して関心を持つ「本質的なXトレンド」がわかりやすいのが特徴です。
2. ジャンル分けしない「世の中の縮図」としてのXトレンド
政治、エンタメ、スポーツなど、あらゆるジャンルのXトレンドが同じ土俵でランキングされます。これにより、カテゴリに囚われない「世の中全体の関心事」を俯瞰して見ることができます。
3. 過去のXトレンドにいつでもアクセス
「あの日のXトレンドはどうなってるっけ？」と思ったら、日付を選ぶだけ。過去の話題を簡単に振り返ることができ、分析の幅が広がります。（※データは順次蓄積中です）
【活用法】Xトレンド調査を効率化するダッシュボード活用アイデア5選
このLooker Studio製ダッシュボードを使えば、日々のXトレンド調査が驚くほど効率的になります。
アイデア1：【時短術】毎朝1分のXトレンドチェック
忙しい朝、タイムラインをスクロールする必要はありません。このダッシュボードで主要なXトレンドを1分で把握し、情報収集を完了させましょう。
アイデア2：【ネタ探し】コンテンツ企画にXトレンドを活かす
多くの人が関心を寄せるXトレンドは、ブログやSNS投稿の絶好のネタ元です。「このXトレンドを、自分の専門分野で解説できないか？」と考えてみましょう。
アイデア3：【市場調査】客観的な視点でXトレンドを分析
「自社の商品に関連するXトレンドは、世間でどれくらい話題か？」といった客観的な調査に活用できます。「話題になっていない」という事実確認も重要です。
アイデア4：【会話のきっかけ】Xトレンドでアイスブレイク
会議や商談の冒頭で「昨日、こんなキーワードがXトレンドにありましたね」と切り出せば、場が和み、コミュニケーションが円滑になります。
アイデア5：【振り返り】個人の記録とXトレンドを照らし合わせる
自分の日記やスケジュールと、その日のXトレンドを並べてみると、「あの時、世の中ではこんなことが…」という新しい発見があるかもしれません。
Xトレンドランキング分析ダッシュボード（リアルタイム更新）
『X_Trends_KAWARU版』※Looker Studioで作成したＸのトレンドダッシュボードです。別ブラウザで実際に操作も可能です。
ランキングのキーワードをクリックすると、安全確認のページを挟んでXの検索結果が開きます。（Ｘへのログインが必要）
※右下の「Looker Studio」をクリックすると、Looker Studioの環境でご確認いただけます。
まとめ：これからのXトレンドとLookerStudioとの付き合い方
『X_Trends_KAWARU版』は、ただXトレンドを眺めるだけのダッシュボードではありません。
情報過多の時代だからこそ、SNSとは「引き算で付き合う」。必要な情報だけを効率的に得ることで生まれた時間を、より創造的な活動に使ってみませんか？
このLookerStudio製のダッシュボードが、あなたのＸトレンドキーワードとの新しい付き合い方のきっかけになれば幸いです。
