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Life is Peacefull vol.1
Life is Peacefull

Life is Peacefull vol.1

Yuki Kakisawa

共に働くメンバーの「価値観」や「多様性」を尊重し、理解し合う、認め合う会社でありたい。
そのために、仕事での関わりだけでなく、一人一人が大切にしているプライベートの暮らし、
「モノ」「コト」「ジカン」についてもお互いにシェアしていこう。
そんな想いではじまったプロジェクト『Life is Peacefull』
vol.1は、クリエイティブディレクターでピース代表でもある柿澤からスタートします。
(文章:大類瑞穂 / 写真:玉浦良則 / 編集:藤田佐知子)

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家族みんなが快適に過ごせるように

岩手県出身の柿澤さんは、地元の専門学校を卒業後、東京の印刷会社への就職を機に上京し、都内で暮らしていました。
社会人になり数年が経ったころ、仕事ではグラフィックデザインやWeb制作など様々なデザインスキルを磨く一方、
プライベートでは犬を2匹飼い始めます。犬と共に暮らすようになったことで、
それまでは感じることのなかった日常生活、暮らしへの窮屈さを体感することになったそう。

「都内で犬の散歩をしていても、周りの人が気になり、犬を自由に放せる場所がないんですよね。
だから、家や周囲の環境が開放的な場所に引っ越すことにしました。」

引っ越した先は、埼玉との県境の東村山。そこには10年近く住んだそうです。
そんな長く慣れ親しんだ地を離れ、現在暮らしている地に移り住むことにしたきっかけは、子供の誕生でした。
新たなメンバーが増える度に家族のことを考え、最適な環境を求めて柿澤さんは奔走します。

埼玉の奥地、築60年の物件との出会い

現在、柿澤さんが暮らすのは、埼玉の南西部に位置する飯能市。
飯能は、首都圏有数の川遊びスポットである飯能河原や、
北欧の童話の世界をモチーフにした公園があり、ハイキングやエコツーリズムも盛んな緑溢れる街です。

柿澤さんが住まいを探す上で重視したのは、海や山、川などの豊かな自然環境があることと、職場のある池袋への通勤のしやすさ。
鎌倉や逗子、小田原、千葉などいくつか候補がある中で最終的に飯能に住むことを決めたのは、ある物件との出会いがきっかけでした。

「飯能に築60年以上の戸建物件があったんです。築年数が経っていて、取り壊す予定だから住めるだけ住んでいいし、
何をしてもよくて原状回復の必要がないという条件と、自然豊かなロケーションが気に入りました。
池袋まで西武線に乗って電車1本で行けるので、結果的に通勤も楽でよかったです。」

唯一無二のアナログ音の魅力

都会から離れ、自然に囲まれた環境の飯能に引っ越すタイミングでレコードプレーヤーを購入。
アナログ音についての魅力を語ってくれました。

「レコード1枚1枚に音を焼きこんでいるので、同じ楽曲のレコード盤でも違う音なんですよね。同じ音だけど、厳密には違う。
デジタルは全く同じ音、消費されていく音だけど、アナログの音は唯一無二。
スピーカーや配線などのこだわりが音の質に直結するのも、アナログの良さです。だから、より愛おしさがこみ上げてきますね。」

お酒を片手にレコードの円盤が回転して鳴るパチパチとした音や、
アナログの音で音楽を聴きながら家族と過ごすひとときは、柿澤さんにとって幸せな時間の1つです。

猟師にもらった剥製

玄関先では、じっとこちらを見つめる目線を感じます。頭部から鋭利な角が生えている鹿の剥製は、柿澤家のシンボル。
かつては生きていた動物というだけあり、迫力のある眼差しをしています。
実はこの剥製は、飯能で知り合った若い猟師の方に譲っていただいたものだそうです。

「飯能でおしゃれなシェアオフィスを運営されている方がいたので、連絡をとって見学に行きました。
そこには立派な剥製が飾られていて、こういった剥製はどこに売っているのか尋ねたところ、『自分の家にあるよ』と。
何度か話をしていく中で意気投合し、剥製をいただけることになりました。」

なんとシェアオフィスの運営者は、自分で仕留めた獣を剥製にしている猟師の方だったのです。
かねてより剥製が欲しかったという柿澤さん。偶然の出会いが家のシンボル獲得へとつながりました。

自分好みにDIYしたワークスペース

もともとは倉庫だった部屋を吹き抜けにし、壁紙も張り替えたというワークスペースは、
デスクも本棚も、基本的には全て柿澤さん自らがDIYをしました。
2畳程度のコンパクトな空間で作業に没頭できるかと思いきや、時折小さな訪問者がやってくるのだそうです。

「集中はできますが、すぐそばに階段があり1階の廊下とつながっているので、
電話やMTGをしていると子供が寄ってきてしまいます。今後どうしようか検討中です。」

また、リモートワークと対比し、オフィス出社の魅力について「みんなと触れ合える場」と定義づける柿澤さん。
オフィスを億劫な場ではなく、メンバーと顔を見合わせてコミュニケーションをとれる、
行きたくなる場として機能させたいという想いを共有してくれました。

さらに、多くの本を読むことを意識している柿澤さんに、最近読んだ良書について伺うと
『ワーク・ルールズ! ―君の生き方とリーダーシップを変える(ラズロ・ボック著)』という
Googleの人事トップによる新しい働き方に関する本を紹介してくれました。

父親としての顔

休日やリモートワークの日は、家族と公園に行ったり散歩をしたりして過ごすという柿澤さん。
自宅の周辺は山や川、商店街があり、散歩をするにはうってつけの場所。
自身はもちろん、子供や愛犬にとってものびのびと過ごせる環境です。

「子供と自然との触れ合いは意識していますね。昆虫を見つけたら捕まえて子供に見せています。
まだ子供は小さいので、将来覚えていないかもしれませんが…。優しい子になって欲しいなあ。」

ポロリとこぼす言葉からは、普段働く姿とは違う父親としての一面が垣間見えました。
今年は「公園100」と称して各地の公園を100カ所巡ろうと精を出しており、6月現在で約半分の折り返し地点に来ているそう。
数ある魅力的な公園の中でも、飯能にある「トーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園」は、
ムーミン谷をイメージした公園で、子供も大人も楽しめて別世界に来たような感覚になれる場所だと言います。

大切にしているモノ、コト、ジカン

モノに対する柿澤さんの基本スタンスは「不要なものは買わない、作れるものは作る、買うならこだわる」。
このスタンスは、自宅やインテリアのDIY、こだわりのレコードプレーヤー、家のシンボルの鹿の剥製からも見てとれます。
そして、柿澤さんが何よりも大切にしているのは、奥様とお酒を飲みながらレコードを聴く時間、
子供や愛犬も一緒に散歩やお出かけをする時間など「家族と過ごす時間」だそうです。

「仕事も大事ですが、プライベートとのバランスがとれないと、仕事のパフォーマンスは上がらないと思うんです。
仕事が忙しすぎて家族とのコミュニケーションがとれない状態は、家族にとっても自分にとっても良くない。
とはいえ、今のこのご時世、楽観視できるような状況ではないので、会社を継続するためにやるべきことはしっかりやらなくてはいけませんが。」

夫・父親であると同時に会社の経営者でもある柿澤さんは、時には難しい判断を迫られながらも、大切なものを守るために行動しています。

幸せは得るものではなく気付くもの

最後に、柿澤さんにとっての「幸せな暮らし方・あり方」について尋ねました。

「幸せとは、得るとか到達するものではなく、気付くものだと思うんです。
今の暮らしのどこに幸せが潜んでいるのかに気付けると、心の持ちようが変わってきます。
家に帰って明かりがついていることが幸せだとか、子供がいてくれることが幸せだとか。
そういう意味では、今の生活はたくさんの幸せに気付くことができますし、暮らし自体が幸せだなと感じています。」

幸せな暮らしは誰しもの日常の中に存在し、それに気付くか気付かないかだけの話だと柿澤さんは言います。
所有するモノには愛着とこだわりを持ち、自分にとって大切なものが何かを見定めて理解している柿澤さんだからこそ、
日常に潜む幸せ1つ1つを拾い集め、充実した暮らしを送ることができているのかもしれません。
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柿澤家のシンボルの鹿の剥製。他にも猪や狸の剥製もあるそう。
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こだわりのレコードプレーヤーの奥にはビートルズの名盤『Abbey Road』。
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ふと見上げると目の前には木々が生い茂る風景。常に緑を感じられる。
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自作の本棚。猟師さんから譲ってもらったという鹿の角がここにも。
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シンプルで開放的なワークスペース。デスクには子供の写真も。
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自宅を出てすぐ目の前には入間川が流れている。
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入間川上流。対岸にはピースのメンバーでBBQをした河原がある。
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老舗とリノベーションした店舗とが入り混じる飯能の商店街。
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よく買い物に来るという豆腐が美味しい豆腐屋さん「とんき」。
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オフィスやイベントなど、様々な目的で利用可能なシェアスペース「Bookmark」。
動物

柿澤 祐樹

Yuki Kakisawa

CEO/クリエイティブディレクター

1985年岩手県盛岡市生まれ。 現在は埼玉県飯能市にある築50年の一軒家で家族3人暮らし。 某自動車メーカーのグラフィック、WEBサイトのデザイナーを経て、2008年ピースへ入社。 2013年~2016年 仙台支店を立ち上げ、地域活性化事業、地方創生プロジェクト、DMO案件など多数経験。 2014年~2015年 盛岡情報ビジネス専門学校の非常勤講師。 2019年より株式会社ピースの取締役社長就任。クリエイティブディレクターとして、ブランディング、コンセプト開発、デザイン・IT・経営コンサルなど、課題発見から解決までの道のりをサポートします。

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