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Matterport

【料金比較】Matterport(マターポート)の撮影代行費用と機材購入価格は?

空間を精密にバーチャル化できるMatterportは最近多くの企業で導入されてきていますが、Matterport導入を検討するにあたってどの企業でも気になるのがサービスの料金体系です。
Matterport導入にかかる費用については、大きく下記の2パターンで違いがあります。

内製:自社で直接撮影機材を購入し制作する場合
外注:撮影代行業者に撮影編集を依頼する場合

Matterportのビジネスモデルを理解した上で、内製する方がいいのか、外注した方がいいのか、料金体系を比較しながらそれぞれのメリットデメリットを整理し、この記事で自社にマッチした導入方法をご検討ください。

Matterportのビジネスモデル

Matterportは、4K3D対応のハイスペックカメラ「Matterport Pro2」と、自動画像合成処理を可能にする独自のAI機能「Cortex AI」を搭載させた、3D空間を高速キャプチャーするクラウドサービスです。
Matterport全般についての解説記事はこちら
【解説】Matterport(マターポート)とは?特徴やメリットなど
Matterportの料金体系をお伝えする前に、Matterportの普及を加速させているビジネスモデルから先に整理します。下記図のように3者の関係性の先にMatteportを導入する事業者がいる構図となっているので、3者それぞれの特徴と関係性について説明していきます。

【1】開発メーカーの米国「Matterport社」
【2】販売代理店である「Matterport日本正規販売代理店」
【3】Matterportの撮影編集を代行する「Matterport撮影代行業者」
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【1】米国Matterport社

Matterportの開発メーカーMatterport社は、2011年創業のカリフォルニア州に本社を置く米国の企業。日々、世界中の建物を3Dスキャンでデジタル化しており、2020年 5月以降、3Dスキャンされた建物の数は2倍以上に増え、2021年5月には累計500万の建物をスキャンしたと発表しました。2021年の2月段階でGores Holdingsとの企業統合も発表されており、NASDAQ上場が決まっています。

Matterportで扱う4K3Dの大容量データを正常に動作させるには、Matterport社がカスタマイズさせた3Dモデル専用のクラウドサーバーでの配信がマストです。Matterport社は専用のクラウドサーバーによる3Dプラットフォームを提供できることを強みにすることでサブスクリプションモデルを採用し、SaaSとしてのMatterportを急速普及させています

【2】Matterport日本正規販売代理店

Matterportは海外で特に市民権を得ているサービスですが、日本ではまだまだ一般ユーザーの認知度は高くありません。Matterport社は正規代理店を置くことで海外への普及ハードルを乗り越えようとしています。

実際に2016年までは日本国内でMatterportを購入したい場合、米国Matterport本社に直接問い合わせして配送手続きをする必要がありましたが、日本では2017年からリビングCG社、直近では不動産業界大手の野原ホールディングス社が日本の正規代理店として米国Matteerport社と代理店契約を結び、多くの日本企業のMatterport導入をサポートしています。

正規代理店では、Matterport撮影機材の販売をメインに行っています。事業会社が自社で撮影編集をできる体制が整っている場合は直接代理店から機材を購入して、自社の取り扱う店舗や施設を3Dスキャンすることが可能です。ただし撮影機材を揃えるにはある程度の初期費用を必要とするため、多くの企業は撮影編集を専門にしている業者に制作代行してもらうことになります。

【3】Matterport撮影代行業者

Matterport社にとってサービス拡大へのもう一つのハードルが、機材を購入せずに撮影編集を業者に依頼したいというユーザーニーズに応えることです。これがMatterportがサービスを拡大させるにあたって当初からネックにしていたことでした。そのため、Matterport社が撮影業社のネットワークを持つことをサービス普及のために戦略的に行うことで、コロナ禍でも多くのニーズに対応することを可能にしました。

日本では正規代理店から撮影代行業者が機材を購入して操作方法をインプットすることで、Matterportの撮影編集代行業社としてサービス運用をスタートしていく形になります。国内の撮影代行業者は少しずつ増えてきており、最近では業者ごとに特徴も異なってきています。

小規模空間を低価格で沢山撮影している事業者もいれば、大規模空間をメインに建物の屋外まで撮影する事業者もいます。また、領域特化で特定の業界向けにカスタマイズしたMatterportを制作する業者や、弊社のようなWEB制作会社がMatterport制作と同時に埋め込み用のサイト制作も合わせて行うケースもあります。

Matterportの自社購入価格

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Matterportのコンテンツ制作を自社で行うにあたって、正規代理店から直接撮影機材を購入・クラウドサーバーを契約する場合の費用についてご紹介します。

Matterport撮影機材の購入価格

Matterport Pro2 3D Camera」の日本の正規代理店での購入価格は税込492,800円です。(※2021年6月現在、リビングCG社ではキャンペーン価格で税込322,795円となっています。)また、普段から撮影などを行わない企業であれば、三脚やカメラを持ち運びするための専用のケース・バッグの購入が必要です。それらを合わせると、カメラを含めて撮影機材の購入だけで、大体60万円弱は初期費用として必要となります

Matterportのカメラについての解説記事はこちら
【Matterport Pro2】360度撮影!マターポートの4K3Dカメラ

Matterportクラウドサーバーの利用価格

Matterportの3DモデルはMatterport専用のクラウドサーバーに撮影データをアップロードして初めて完成するため、3Dカメラだけ購入しても3Dモデルを作成することはできません。Matterportの3Dモデルを作成するためにクラウドサーバーの契約もセットで行う必要があります。

これが月額料金によって4プランあり、Matterport Pro2に対応しているプランはそのうちプロフェッショナルプランとビジネスプランの2プランです。フリープランとスタータープランは「iPhone」「RICOH THETA」「insta360」などが機種として対応しているものの、初心者のお試し用か小規模空間用になり、3Dモデルの作成は対応していません。
1)フリープラン:無料
2)スタータープラン:9.99ドル/月
3)プロフェッショナルプラン:69ドル(7,000円前後)/月 ※Matterport Pro2対応
4)ビジネスプラン:309ドル(31,000円前後)/月 ※Matterport Pro2対応
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クラウド契約の窓口はこちら
3Dモデルを作成することを前提に考えると、基本的にはプロフェショナルプラン以上の契約が必要となるため、自社で撮影編集をおこなう場合は、クラウドサーバーの利用で月額7,000円ほどは支払いが発生することになります

Matterportの撮影代行費用

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Matterportの3Dコンテンツを制作する際、初期費用とランニングコストに加えて撮影に必要な人的リソースとコンテンツ制作におけるトレーニングの教育コストを考えると、自社で内製するのではなく、Matterportの撮影編集を代行している業者に撮影からコンテンツの制作一括で外注したほうがいいケースも多いです。撮影編集を制作代行業者に依頼した場合の費用を紹介していきます。

Matterportの制作フローについてはこちら
【撮影・編集フロー】Matterport(マターポート)制作の流れ

一般的なMatterportの撮影編集代行費用

Matterportを制作代行業社に依頼する際には、大きく下記の内容で費用が発生します。
1)対象空間の撮影
2)撮影データの編集
3)運用・保守
Matterport撮影費用
撮影費用に関しては、まず撮影工程として1回360度の3Dスキャンに1分弱ほどかかり、撮影プレビューを確認しながら進めて、撮影ポイント間の移動時間も含めると、大体80〜100平米ほどの空間を1時間くらいで撮影して約3~5万円というケースが一般的には多いかと思います。こうした価格設定をしている業者の場合は、80〜100平米以上になってからは、「追加10平米につきプラス数千円」というように、平米数が広くなるにつれて費用が増えていくことが多いです。

そのため、多くの撮影業社では100平米未満の小規模の空間の撮影であればかなり安価な形で撮影が可能です。逆にそれ以上の中規模・大規模空間の撮影になるとある程度の初期費用が必要となってきます。撮影予定の空間がどれだけの広さなのかを事前に確認した上で適切な業者を選定することが大事です。
Matterport編集費用
編集費用に関しては、一般的にはタグの追加費用がメインとなります。3Dモデルの作成自体はほぼMatterportのAIによって自動で行われるため、3Dモデル生成後のタグの設置数の数で「一つ追加につき1,000~3,000円」というように価格設定していることが多いです。

もちろんMatterportにはタグの取り付けだけでなくラベルやハイライト、自動再生機能など他にも様々な機能がありますので、業者によってどの作業にどれくらいの価格設定をしているのかが異なります。制作依頼をする際には、編集でかかる費用にも注意して見積もりを取ることが重要です。
Matterportサーバー利用&修正サポート費用
クラウドサーバーの利用については、1,000円〜5,000円くらいの幅で価格設定しているケースが多いです。単純なサーバー利用料だけであれば1,000円ほどで設定されるかと思いますが、初期制作後に発生する修正対応も行う場合は、修正サポート分だけ月額費用にサポート費用として加えている場合があります。

弊社にMatterportの撮影編集を代行した場合の費用

実際に弊社PEACEに撮影編集を発注依頼される場合は下記のようなコスト感になります。
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弊社の場合は、平米数に関係なく1日で撮影できる範囲であれば一律15万円となります。タグの設置についても10箇所分は標準設置させていただき、その後の修正対応も月額費用の中で対応させていただきます。
※タグの数が最初から数十箇所以上必要な場合は別途お見積もり

その他、Matterportで標準利用できる機能については追加オプションをいただくことなくご導入が可能です。
※ストリートビュー登録や点群データのエクスポートなどMatterportの有料アドオンが必要な機能や、SDKによるカスタマイズについては、有料オプションとして提供しております

Matterportの制作は内製すべきか外注すべきか

Matterportを自社で機材購入した場合の価格や撮影編集を業者に代行してもらう場合の費用などを見てきました。実際には撮影編集の代行業者は全国に沢山あるのでそれぞれにサービスの料金設定は異なりますが、いずれにしても自社で内製する場合と外注する場合とではコストのかけ方が変わってきますのでそれぞれのメリットデメリットを鑑みた上で検討が必要です。
以下、それぞれのメリットデメリットです。
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Matterportの内製に向いている企業

Matterportのコンテンツ制作を内製するのに向いている会社は、撮影・編集に必要なリソースや体制が整っていて、3D化の対象となる空間を定期的に開設している企業です。

事業を進める中でバーチャル化のための撮影が何度も必要であれば、初期費用がかかったとしても内製した方が価格メリットがあります。導入コストは高いですが、長期的に見れば社内に撮影・編集のノウハウもたまり、自由にコンテンツを制作編集できるので、内製化した方がメリットがあるといえます。

ただし内製に向いている会社であっても、Matterportで制作するバーチャルコンテンツの効果が全くわからない状態でいきなり内製をするのはハードルが高いという考えもあると思います。まずは、一度トライアル導入という形で小さな空間の撮影編集を製作会社に外注して、効果を実感してから内製する方法も検討するとよいでしょう。

Matterportの外注に向いている企業

Matterportのコンテンツ制作を外注した方が良い会社は、期間限定のオフラインでの展示会などでリアルなイベントをバーチャル空間に記録保存したい事業者だったり、撮影対象の空間が限られていて、数度の撮影でバーチャル化のニーズが満たせる企業です。

多くの企業は撮影編集に必要なリソースを持っていないので、単発でのMatterport制作であれば代行業者に発注した方が時間の節約にもなり、専門業者に依頼すると考えればコンテンツのクオリティも担保することが可能です。

外注先となる撮影編集の代行業者は日本全国に多数あります。サービスの料金設定に加えて、得意とする業界や、オプションで対応できる範囲など、バリエーションも多様ですので、自社のMatterport導入目的を鑑みた上で、自社にマッチした制作会社に発注依頼をしましょう。

Matterportの撮影・コンテンツ制作はPEACEへ!

PEACEではMatterportの撮影からコンテンツ制作までを一括で承っております。
特に下記のようなニーズをお持ちの事業者様にはお手伝いできることが多いかと思います。

・中規模以上の店舗・施設・空間をバーチャル化したい
・Matterportコンテンツのプロモーションもお願いしたい
・Matterportコンテンツを埋め込むためのLPの制作もお願いしたい
・Matterportコンテンツ内に設置する動画も制作してほしい
・Matterportコンテンツの制作と合わせてサイトリニューアルまでお願いしたい

WEB・動画制作などのクリエイティブの知見をもとに、企業様のご要望に合わせたMatterportの活用方法をご提案できますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

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